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補助金情報コラム

【2025年版】IT導入補助金の概要とスケジュールをわかりやすく解説!

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【2025年版】IT導入補助金の概要とスケジュールをわかりやすく解説!

交付申請が3月末に予定されているIT導入補助金ですが、公式サイトを見たけど、いまいちよく分からないという方もいるのではないでしょうか。

本コラムではIT導入補助金のスケジュール、流れについて解説していきます。

IT導入補助金とは

IT導入補助金とは、中小企業や個人事業主がITツールを導入する際に、国がその費用の一部を補助してくれる制度です。簡単に言えば、「仕事を効率化するためにITツールを導入したいけれど、初期費用が高くて手が出せない…」という企業を支援するための制度です。

使用可能な導入例

業務管理システム 請求書や在庫管理をデジタル化
会計ソフト 経理業務を自動化
マーケティングツール 集客を効率化

IT導入補助金交付までの流れ

1. 事前準備(GビズID・セキュリティ対策自己宣言)

IT導入補助金の交付を受けるには事前準備が必ず必要です。事前準備ができていないと、申請期間内に申請ができなかったり、無駄に時間を使ってしまうので、各セクションで紹介する「注意点」をよく読んで、準備をしていきましょう。

GビズIDプライムの取得

最初に必要なのは、「GビズIDプライム」の取得です。「GビズID」とは、補助金の申請や電子申請をするための共通承認システムです。ID導入補助金の申請には、「GビズIDプライム」というアカウントが必要です。

▼注意点
☑ GビズIDプライムの取得には時間がかかるので余裕をもって申請
☑ マイナンバーであれば翌営業日に取得可能(代表者のものに限る)
☑ 申請には印鑑証明書が必要(事前に準備をしておくとスムーズ)

セキュリティ対策自己宣言

「SECURITY ACTION(セキュリティアクション)」という制度に登録し、最低限のセキュリティ対策を実施することを宣言する必要があります。この登録で、補助金を活用する企業が、情報セキリティ対策を適切に実施する意識を持つことが求められています。

▼注意点
☑ IT導入補助金の申請には、最低でも「一つ星」の登録が必要
☑ 「二つ星」は、加点対象になる場合があるので推奨
☑ 登録後に発行される「自己宣言ID」を申請時に忘れず入力

2. IT導入支援事業者・ITツールの選定

IT導入補助金は、「IT導入支援事業者」と呼ばれる登録事業者が提供するITツールのみが対象です。例えば、業務管理システムなど、補助金の対象となるツールが決まっているので注意しましょう。

IT導入支援事業者とは

補助金の申請手続きを代行してくれる企業のことで、申請や報告作業をスムーズに行ってくれます。

▼注意点
☑ 支援事業者が登録されていないツールは補助金の対象外
☑ 自社で独自に購入したITツールは対象外

3. IT導入補助金の申請(交付申請)

IT導入支援事業者と相談しながら、補助金の申請を行います。

▼申請に必要な書類
☑ 会社情報(法人番号・住所・業種など)
☑ GビズIDの登録情報
☑ 導入予定のITツールの詳細(見積書)
☑ 事業計画書(売上・業務改善計画など)
▼注意点
補助金を申請する前にITツールを購入すると対象外になります
☑ 申請期間が決まっているため、締切に注意

4. 申請結果発表(採択通知)

申請後、審査が行われ、結果が通知されます。採択されると、「交付決定通知」が届き、補助金を使ってITツールを導入できます。

▼注意点
☑ 採択されても、補助金がすぐに振り込まれるわけではありません
☑ 必ず「交付決定通知」が来た後にITツールを導入

5. ITツール導入

補助金の交付が決定したら、ITツールを契約し、導入を進めましょう。

▼導入時のポイント
☑ IT導入支援事業者と相談しながら進める
☑ ツールの導入後、使い方を社内で共有
☑ 補助金申請のための証拠(導入レポートや写真など)を準備
▼注意点
☑ 導入前に事業計画通りの内容になっているか確認

6. 実績報告

ITツールを導入したら、導入したことを報告する必要があります。

▼実績報告で必要なもの
☑ 導入後の写真・証拠書類
☑ 支払証明(請求書・振込明細など)
☑ ITツールの活用状況
▼注意点
☑ 期日内に報告をしないと、補助金がもらえないので注意
☑ 事前にどんな種類が必要かを確認しておくとスムーズです

7. 補助金交付

実績報告が承認されると、補助金が振り込まれます。

▼注意点
☑ 実績報告が完了してから補助金が支払われるまで、数ヶ月かかることが多い
補助金は後払いなので、最初は全額自己負担になります
☑ 補助金が支払われるまで、資金繰りを考えておく
☑ ITツールの導入後も、補助金の活用状況を記録しておくと良い

2025年の補助金交付申請は3月末から

2025年のIT導入補助金の交付申請は、3月末から開始予定です。申請には事前準備が必要なため、今回紹介した準備を早めに行いましょう。

申請枠 締切日 交付決定日
通常枠 2025/5/12(月) 2025/6/18(水)
インボイス対応類型 2025/5/12(月) 2025/6/18(水)
インボイス電子取引類型 2025/5/12(月) 2025/6/18(水)
セキュリティ対策推進枠 2025/5/12(月) 2025/6/18(水)
複数社連携IT導入枠 2025/6/16(月) 2025/7/24(木)

補助金の申請は、「1次公募」「2次公募」「3次公募」のように、複数回の公募が行われる可能性があるので、最初の締切を逃してしまったとしても、次の公募に応募できます。ただし、予算上限があるため、早めの公募での申請をおすすめします。

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まとめ

IT導入補助金は、業務効率化ツールなど幅広く活用できるお得な制度です。しかし、申請には事前準備が必要になるので、事前にスケジュールや申請手続きをよく確認して、早めに対応を行いましょう。