IT導入補助金には、いくつか種類があります。2025年のITに導入補助金は、「通常枠」「インボイス枠」など、用途や目的に応じた複数の枠組みが用意されています。
本記事では、2025年のITに導入補助金における各枠の違いを分かりやすく解説していきます。枠について正しく理解して、公募に向けた事前準備を始めていきましょう。
通常枠
通常枠は、中小企業や小規模事業者がITツールを導入し、生産性の向上や業務効率化を図ることを目的とした補助金制度です。
申請開始 | 申請締切 | 採択発表 |
2025/03/31 | 2025/05/12 | 2025/06/18 |
対象となるITツール
☑ 販売管理・会計ソフト
☑ CRM・SFA(顧客管理ツール)
こんな企業におすすめ
☑ 生産性向上を目指したい
☑ マーケティングを強化したい
インボイス枠(インボイス対応類型)
インボイス対応類型は、インボイス制度に対応した請求書発行や会計管理のデジタル化を目的とした枠です。主に中小企業・個人事業主がインボイス対応を進めるための支援枠です。
申請開始 | 申請締切 | 採択発表 |
2025/03/31 | 2025/05/12 | 2025/06/18 |
対象となるITツール
☑ 会計・経理ソフト
☑ インボイス制度対応ツール
こんな企業におすすめ
☑ 取引先とのインボイス発行・管理をスムーズに行いたい
☑ 税務処理の手間を削減し、会計業務を効率化したい
インボイス枠(電子取引類型)
電子取引型は、企業間の取引をデジタル化することを目的とした枠であり、ペーパーレス化を推進するための電子請求書や電子契約システムの導入を支援します。
申請開始 | 申請締切 | 採択発表 |
2025/03/31 | 2025/05/12 | 2025/06/18 |
対象となるITツール
☑ 電子契約システム
☑ ペーパーレス会計システム
こんな企業におすすめ
☑ 電子請求書やEDIを活用し、取引を効率化したい
☑ 電子契約を導入し、契約締結のスピードを上げたい
セキュリティ対策推進枠
セキュリティ対策推進枠は、サイバー攻撃や情報漏えいなどのリスクに備え、企業の情報セキュリティ対策を強化するためのITツール導入を支援する枠です。
申請開始 | 申請締切 | 採択発表 |
2025/03/31 | 2025/05/12 | 2025/06/18 |
対象となるITツール
☑ データ暗号化ツール
☑ ゼロトラストセキュリティ
☑ クラウドセキュリティ対策
こんな企業におすすめ
☑ サイバー攻撃の対策をしたい
☑ ラムサムウェアや不正アクセスから企業のデータを守りたい
複数社連携IT導入枠
複数社連携IT導入枠は、複数の事業者が共同でITツールを導入し、業務の効率化や取引の最適化を図るための支援枠です。
申請開始 | 申請締切 | 採択発表 |
2025/03/31 | 2025/06/16 | 2025/07/24 |
対象となるITツール
☑ クラウド型取引管理ツール
☑ オンライン契約・決済システム
こんな企業におすすめ
☑ BtoB取引の効率化を図り、受注業務の負担を軽減したい
☑ 複数の企業間でリアルタイムの情報共有を実現したい
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まとめ
IT導入補助金は、業務のデジタル化、効率化、セキュリティ強化、など目的によって公募する枠が変わってきます。それぞれの枠について目的さえ知っておけば、間違った枠に公募することは事前に防ぐことができます。
今回の記事を参考に枠について理解し、事前準備を進めていきましょう。